ブロック遊びと飽き ―デザイン変更7回目―

ある都市遊民の肖像デザイン007 -Grace Under Pressure- 二段カラムにしました。が、すでにマイナーチェンジを施すつもりでいます。二段カラムにしたせいか、全体のボリュームが減って、レイアウトに味気ない印象を受ける気がするからです。
 ところで今回、ブログのデザインをああでもないこうでもないと玩んでいる最中にこの作業は昔の何かに似ているなという、既視感にも似た感覚が付きまとい、古い記憶を辿っているうちに、はたと気づいたことがあります。ブログのデザインをいじるのって幼いころの「ブロック遊び」を思い出しませんか? 棒状のブロックや太いブロック、平べったいブロックや赤や黄色の透明なブロックなど、小さなパーツを組み合わせて街や城や飛行機や車を作り、自分で物語を創り(あるいはそこに物語は生まれ)、しばらくのあいだそれで満足すると、やがてまたバラバラにして、再度創出する、その一連の流れが、延々とブログのデザインをいじくり続ける行為とどこか似通っているように思えるんですよね。「ブログデザイン萌え〜」とか!?*1
 もちろんこれは人によりけりで、あくまで僕個人の人間性ということなのかも知れませんが。それに、世の中にあるほとんどの行為はそういうものなのかもしれません。

*1:そう考えると「萌え」って何か、改めて考えてみる必要があるかも知れない。いや正確には「萌えが何か」ではなくて、「なぜ萌えるのか」ということなんだけど。「萌え」はある種の飢餓感から生まれてくるのかな?