お酒を飲むと疲れを感じるようになった件について

 財布の中身が寂しい状態が続いていて(それもこれもすべては年始のお年玉のせいなんだ多分)最近久しくお酒を飲んでいなかった。以前はそれこそ溺れるように酒くらって、アルコールの向こう側に永遠の彼岸を見出していたものなのに(嘘)。
 で唐突に久しぶりに酒でも嗜むかと思いたって、近くの酒屋でエビスと黒ラベルをしこたま買い込んで部屋で飲んでみたらウゼー。酒ウゼー。アルコールがダルイ。なんじゃこりゃ。
 しかも酔いが回って動きがどこか緩慢で大振りになっている自分が鬱陶しいし、うっぷとかなってる自分に鼻白む。結局三本目の瓶を飲み切らないうちに、もういらんってことで流しに捨ててしまった。あ〜もったいな。
 でこれはなんなんだろうと。まさかお酒を楽しめない人間に逆行してしまったのだろうか。それとも単純な体調不良によるものなのか。けど一番の可能性はきっとそれが勝利の美酒でないからだと思ってる。何事かを無事やり遂げたあとの美酒に勝るものはないというのは近頃痛切に感じる実感で、あのときほど体とお酒の親和性が100%に近づくときはないんじゃないかな。
 ということでいまはあんましお酒がなくても困らない。きっとお酒を飲んでる場合じゃないよ、ってことなんだろう。バッカスさんともしばらくお別れです。