「視聴率という大衆の剥きだしの嗜好に追随する現実を、公共性というレトリックに置換するために、「客観的な公平さ」という幻想を常に求められ、また同時にそれを自らの存在価値として、テレビは勘違いを続けてきた。」(P90) 「絶対的な客観性など存在し…
「豊かさとは何か、高度成長以降何度となく問われてきました。たぶんその解答をわたしたちは未だつかんでいませんが、貧しさから脱却したあとはその答えは一つでなくてもいいし、あるいはその問いそのものも必要ないのかも知れません。 自立を促すものは、希…
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